新しいエンターテイメントとして、ここ数年で日本人プレイヤーが爆発的に増えたと言われているオンラインカジノ。現在では290万人以上の方がプレイしているとも言われています。一方、日本には競馬や競艇、競輪などの公営ギャンブルが合法的に運営されているのはみなさんご存じのとおりです。
では、同じギャンブルでもオンラインカジノと公営のギャンブルはどのように違うのでしょうか。本記事では、2つのギャンブルをその成り立ちや特徴といった観点から比較していきたいと思います。
運営側の成り立ちとその目的
オンラインカジノは、海外を拠点とする民間企業によって運営されています。そのため、運営会社は「企業の利益」を追求するためのビジネスとしてオンラインカジノを運営しており、その収益は企業の発展や従業員のために使用されます。
これに対して、日本の公営ギャンブルは国や地方公共団体が運営しています。公営ギャンブルの場合は、その収益を公共事業や復興活動など公的な目的の財源(=公益)として使っています。
表面上はどちらもギャンブルで、お金を賭けるという遊び方は一緒ですが、プレイヤーから得た収益をどのように使用するのかといった点で違いがあります。これに関しては、プレイヤーはあまり意識する必要はありませんが、成り立ちや目的が根本的に違うということを理解しておくとよいでしょう。
ペイアウト率が圧倒的に高いオンラインカジノ
オンラインカジノと公営ギャンブルのペイアウト率(還元率)を比較すると、オンラインカジノの方が圧倒的に高く、勝ちやすいことが分かります。ペイアウト率というのは、プレイヤーが賭けた金額のうち、どの程度が払い戻されるかという「いわゆる勝ちやすさ」を示す指標のことで、100%に近いほど勝ちやすいということになります。
公営ギャンブルの場合、ジャンルや投票券によっても差が出てきますが、大まかなペイアウト率は70~75%のあいだと言われています。例えば、10,000円を賭けたとするとプレイヤーには平均で7,000~7,500円が戻ってくるということになりますね。参考までに、公営ギャンブルのそれぞれの還元率をリストにしてみましょう。
- 競馬:70~80%
- 競輪:75%
- オートレース:70%
- ボートレース(競艇):75%
- 宝くじ:45~46%
- パチンコ・パチスロ:80% ※準公営ギャンブル
一方、オンラインカジノのペイアウト率は95~99%と、公営ギャンブルとは比べものにならないほどの高さです。これが日本国内でも人気を集める理由、かつオンカジ おすすめの理由でもあります。こちらもわかりやすく、リストにしてみましょう。
- ブラックジャック:96~101%
- バカラ:98~99%
- ヨーロピアンルーレット:3%
- スロット:平均95%
- アメリカンルーレット:7%
エンターテイメント性
最後に、オンラインカジノと公営のギャンブルを「エンターテイメント性」で比較してみたいと思います。オンラインカジノには、いきなり入金することに抵抗のあるプレーヤーに対して「入金不要ボーナス」という、登録するだけでもらえる無料特典が配布されます。これは、公益ギャンブルには全くないものですよね。
また、公営ギャンブルでは競馬なら競馬、競輪なら競輪と決めて、その日はプレイされるかと思います。一方のオンラインカジノは、1つの運営サイトに登録するだけでスロットやライブカジノ、スポーツブックもプレイできてしまうのです!また多くのゲームプロバイダーが凌ぎを削って、より楽しいゲームを提供しようとしているため、ゲームの種類も豊富なんです。
最後に
それぞれ違いや特徴を知ることは、ギャンブルをより安全に楽しむことにことにも繋がると思います。本記事を参考にして、ギャンブルをプレイするのかしない、どのゲームで勝負するのか等を検討していただければと思います!